【27卒採用】日進工具:募集職種・年収・勤続年数・OB訪問

募集職種

  • 営業職/営業技術職(東京)
  • 開発・製造(仙台)

平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与

事業概要

日進工具株式会社は、1954年に設立され、東京都品川区に本社を置く精密切削工具メーカーです。同社の主力製品は、工作機械に取り付けて金属加工を行う「精密・微細加工向け超硬小径エンドミル」です。

同社は、大手が注力していなかった小径サイズに経営資源を集中させることで、この分野においてトップクラスのシェアを誇っています。1980年代半ばから、携帯電話などの普及に伴う電子機器の小型化を予見し、微細加工ツールの開発を進めてきました。

技術面では、小径エンドミル専用の工具研削盤を自社開発して自動化を推進し、精度の安定した製品を効率よく生産できる体制を構築しています。また、CBNやPCDといった新素材を活用し、長寿命化や切削による鏡面加工といった新たな領域を切り拓いています。

戦略面では「made in Japan」にこだわり、高い製品精度を維持するために国内で集中生産を行っています。さらに、専門知識を持つ営業員による「技術営業」も強みです。これは知名度の低かった時代にユーザーに製品の良さを直接理解してもらうための工夫から定着した、同社独自のスタイルです。

気になる人はクリック

OB/OG訪問・エンジニア編(AI社員)

社員プロフィール

氏名: 渡辺 拓海(わたなべ たくみ)

所属: 生産技術部 開発課

経歴: 宮城県出身。地元の国立大学工学部機械工学科を卒業後、2015年に日進工具株式会社へ新卒入社。大学では切削加工の研究室に所属し、工具の刃先形状が加工精度に与える影響を研究していた。「微細加工で世界一」を掲げ、マザー工場を宮城(仙台工場)に置く同社のモノづくりへの姿勢に共感し、入社を決意した。

キャリア:

入社1年目〜2年目:仙台工場にて製造実習。超微粒子超硬合金の研削工程を担当。髪の毛よりも細いエンドミルの刃先を、サブミクロン単位の精度で仕上げる現場技術を徹底的に学ぶ。

3年目〜6年目:生産技術部へ異動。新型エンドミルの開発プロジェクトに参画。特に、高硬度材を直彫り加工するための新しい刃形状の設計と、独自のコーティング技術の適用試験に従事。

7年目〜現在:主任。次世代の超微細精密加工に対応する、刃径0.01mm以下のマイクロエンドミル開発チームを率いる。また、顧客である大手電子機器メーカーや医療機器メーカーとの共同開発プロジェクトにおいても技術責任者を務めている。

現在の業務内容と役割:

日進工具の核心である「小径エンドミル」の設計・開発および生産技術の開発。単に工具の形を設計するだけでなく、その工具を作るための「工作機械のセッティング」や「研削プロセスの最適化」まで一貫して担う。顧客が求める「より硬い材料を、より小さく、より鏡面に近く」という要求に対し、CAD/CAEを用いたシミュレーションと、仙台工場での膨大な切削テストを繰り返して製品化を実現する。また、展示会での技術セミナー登壇や、テクニカルセンターでの加工相談を通じて、日本の精密加工技術の底上げを図る役割も担っている。


OB訪問の様子

登場人物:

社員:渡辺(日進工具 エンジニア)

学生:小林(工学部3年生、精密工学専攻)

場所:日進工具 仙台工場 テクニカルセンター

0.01ミリに込めるエンジニアの魂

小林:本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。大学では微細切削の研究をしており、日進工具さんの「無限コーティング」や、極小径エンドミルの圧倒的な精度にいつも驚かされています。

渡辺:小林くん、よろしく。研究室でうちの工具を使ってくれているんだね。うちが作っているのは、一番細いもので刃径が0.01mm。顕微鏡で見ないと刃がついているのかも分からないような世界だけど、そこには日本の製造業を支えるためのエンジニアの意地が詰まっているんだ。

小林:0.01mmの世界を設計する際、最も大切にされていることは何でしょうか。

渡辺:一番は「再現性」だね。実験室で一本だけ凄い工具が作れても意味がない。何百本、何千本と、すべて同じミクロン単位の精度で量産できなければ、お客様のラインを支えることはできないんだ。設計図を書くことと同じくらい、その図面通りに「削り出すための機械や砥石の管理」をどうプログラミングするかに心血を注いでいるよ。

「工具は生き物」現場で磨く感覚

小林:渡辺さんは入社後、最初に製造現場を経験されたと伺いました。設計者として、その経験はどう活きていますか。

渡辺:計り知れないほど大きいね。超硬合金という非常に硬い材料を削って工具を作るんだけど、その日の気温や機械のわずかな熱変位で、刃先の形状が微妙に変わってしまう。現場で実際に機械を触り、火花の色や研削音の変化を感じ取った経験があるからこそ、「この設計なら現場で安定して作れるか」という判断ができる。工具は、僕らにとっては「生き物」なんだよ。

小林:まさに「三現主義」ですね。仙台工場という環境はいかがですか。

渡辺:ここは「マザー工場」として、世界中の拠点の標準を作る場所だ。開発と製造が同じ敷地内にあるから、新しいアイデアを思いついたらすぐに試作して、隣のテクニカルセンターで実際に加工テストができる。このスピード感と、現場の職人さんと「もっとこうしよう」と議論できる環境が、日進工具の強さの源泉だと思うよ。

顧客の「不可能」を「可能」にする提案

小林:エンジニアとして、顧客と接する機会も多いのでしょうか。

渡辺:すごく多いよ。うちは単に工具を売るだけじゃなく、「加工ソリューション」を提案しているからね。お客様が「新しいスマートフォンの部品をこの硬い素材で作らなきゃいけないけれど、上手く削れない」という悩みを持ってテクニカルセンターに来る。

小林:その悩みをどう解決するのですか。

渡辺:工具の形状を変えるのはもちろん、回転数や送り速度、パスの出し方まで、僕たちがテストして最適な条件を提示するんだ。何日も試行錯誤して、ようやく狙った通りの加工面が得られたとき、お客様が「さすが日進さんだ」と言ってくださる。その瞬間は、エンジニアとして最高の達成感を感じるよ。

小径エンドミルの未来と挑戦

小林:今後、微細加工の分野はどのように変化していくと思われますか。

渡辺:より「高硬度」で「微細」な方向へ進むのは間違いない。例えば医療分野での微細な手術器具や、次世代半導体の金型。これまでは「削る」ことが不可能だと思われていた領域に、僕たちの工具が切り込んでいく。最近では、cBN(立方晶窒化ホウ素)やダイヤモンドを使った新しい工具の開発にも力を入れているよ。

小林:新しい素材や技術への挑戦が絶えないのですね。

渡辺:そうだね。だから、機械工学の知識だけじゃなく、材料工学や物理、化学的な視点も必要になっている。常に新しい論文を読んだり、展示会で最新の機械を見たりして、知的好奇心を持ち続けることが大事だね。

求める人物像と就活生へのアドバイス

小林:最後に、渡辺さんが一緒に働きたいと思う後輩はどのような人でしょうか。

渡辺:一言で言えば「突き詰められる人」かな。0.1ミクロンの差を「たったそれだけ」と思うか、「この差が決定的な違いを生む」とこだわることができるか。地味で細かい作業の積み重ねが好きな「モノづくりオタク」みたいな人が、うちには向いていると思うよ。

小林:私も研究を通じて、納得いくまでデータを取る大切さを学んでいます。そのこだわりを大切にしていきたいです。

渡辺:その姿勢があれば大丈夫。日進工具は決して大きな会社ではないけれど、世界中のハイテク製品の根底を支えているという自負がある。小林くんのような熱意のある学生さんと、宮城から世界を驚かせる工具を作れる日を楽しみにしているよ。

小林:今日はお話を伺って、エンドミルの深さに感動しました。本当にありがとうございました。

気になる人はクリック

OB/OG訪問・営業編(AI社員)

社員プロフィール

氏名: 佐々木 慎平(ささき しんぺい)

所属: 営業本部 国内営業部 東日本営業課

経歴: 宮城県出身。大学では経済学部を専攻。地元に「微細加工で世界一」を掲げる企業があることを知り、製造業の営業を志す。カタログ製品を売るだけでなく、加工現場の課題を技術的に解決する「提案型営業」のスタイルに惹かれ、2014年に新卒入社。

キャリア:

入社1年目〜2年目:仙台工場にて約半年にわたる製造・技術研修を経験。エンドミルの刃先形状やコーティングの基礎知識を習得。その後、東京本社に配属され、関東エリアの工具商社や金型メーカーを担当。

3年目〜6年目:名古屋営業所へ異動。自動車・航空機産業が盛んな中部エリアにて、高硬度材の加工に悩む顧客に対し、技術部門と連携したソリューション提案を多数展開。

7年目〜現在:主任として東日本エリアを担当。スマートフォンや次世代通信機器、医療機器などの微細部品を手掛ける大手メーカーの先行開発案件をメインに受け持つ。

現在の業務内容と役割:

日進工具の営業は、単に在庫を売る仕事ではない。顧客の「削りたい材料」と「実現したい精度」に対し、数万点ある製品の中から最適な工具を選定し、加工条件(回転数や送り速度など)までを含めて提案する「技術営業(コンサルティング営業)」である。

佐々木の主な役割は、顧客が抱える加工トラブル(工具の折損、加工面の粗さなど)をヒアリングし、自社のテクニカルセンターでのテスト結果を元に改善案を提示すること。また、市場のニーズを汲み取り、次世代の新製品開発に向けた情報を開発部門へフィードバックするマーケティング的な役割も果たしている。


OB訪問の様子

登場人物:

社員:佐々木(日進工具 営業)

学生:三浦(商学部3年生、モノづくり営業に関心あり)

場所:日進工具 東京本社 打ち合わせスペース

髪の毛よりも細い「高付加価値」を売る

三浦:本日はお忙しい中ありがとうございます。私は商学部ですが、日本の精密なモノづくりを支える仕事に興味があります。日進工具さんのエンドミルは非常に小さく、専門性が高いイメージですが、文系出身の佐々木さんはどのように仕事を覚えられたのでしょうか。

佐々木:三浦くん、よろしく。そうだね、うちの主力製品は刃径が0.1mm以下のものも多いから、最初は驚くよね。でも大丈夫、うちの営業は「文系理系」の枠を超えた「専門家」になるための研修がすごく充実している。僕も最初の半年間は、宮城の工場で実際に機械を動かして工具を作る研修を受けたんだ。そこで「なぜこの刃の形だと綺麗に削れるのか」を五感で覚えたことが、今の自信に繋がっているよ。

三浦:現場を知ることが、営業の第一歩なのですね。

佐々木:その通り。僕たちが売っているのは、単なる金属の棒じゃない。お客様の工場の生産性を劇的に上げるための「ソリューション」なんだ。だから、製品のスペックを語る以上に、お客様の図面を見て「この加工なら、この工具でこういう動かし方をすれば、加工時間を半分にできますよ」という提案ができることが、日進工具の営業の面白さだね。

顧客の「削れない」を解決するパートナー

三浦:提案の際、最も苦労されるのはどのような点でしょうか。

佐々木:最近は、スマートフォンや車載カメラのレンズ金型など、ますます硬くて削りにくい材料が増えている。お客様が「他社の工具ではすぐに折れてしまった」「精度が出ない」と困り果てて相談に来られるケースが多いんだ。

三浦:その難題に、どう立ち向かうのですか。

佐々木:まずは、お客様の現場で起きていることを徹底的に観察する。それから、必要に応じてうちの「テクニカルセンター」で実際にテスト加工を行うんだ。エンジニアと協力して、最適な工具と加工条件を導き出す。その結果を持って「日進の工具なら、ここまで綺麗に削れます」と証明して見せる。お客様の悩みが解決して、「やっぱり日進さんに頼んで良かった」と言われたときは、何度経験しても嬉しいものだよ。

三浦:営業が技術の橋渡し役となって、顧客の信頼を勝ち取っていくのですね。

世界シェアトップという看板と責任

三浦:小径エンドミルの分野で圧倒的なシェアを持たれていますが、営業としてその強みをどう感じますか。

佐々木:看板は大きいね。「NS(日進工具)の営業が来た」となれば、大手メーカーの設計者の方も真剣に話を聞いてくれる。でも、それは同時に「間違った提案は許されない」という責任も伴う。僕たちが「できます」と言った以上は、お客様はそれを信じて数億円の機械を動かすわけだからね。

三浦:プレッシャーもありそうですが、やりがいも大きそうです。

佐々木:そうだね。自分が提案した工具が、最新のスマートフォンの金型加工に使われ、そのスマホが世界中で発売される。自分の仕事が、世の中の「便利」や「進化」の最先端を支えているという実感は、この会社ならではの醍醐味だと思うよ。

少数精鋭が生む「若手の裁量」

三浦:社風についても伺いたいのですが、若手のうちから主体的に動ける環境でしょうか。

佐々木:うちは少数精鋭の組織だから、若いうちから担当顧客を任されるし、自分の判断で動ける範囲が広いよ。「このお客様にはこういうアプローチをしたい」という作戦を立てて上司に相談すれば、どんどん背中を押してくれる。

三浦:個人の裁量が大きい分、成長も早そうですね。

佐々木:早いと思うよ。でも、一人で抱え込むわけじゃない。営業同士の情報の共有も盛んだし、宮城のエンジニアともチャットやWeb会議ですぐに相談できる。会社全体で「お客様の課題を解決しよう」という一体感があるのが、うちのいいところだね。

求める人物像と学生へのアドバイス

三浦:最後に、どのような学生が日進工具の営業に向いていると思われますか。

佐々木:一言で言えば「知的好奇心が旺盛な人」かな。モノづくりは日々進化しているから、常に新しい技術や材料について学ぶ姿勢が求められる。あとは、泥臭くお客様の現場に通える誠実さ。派手なパフォーマンスよりも、じっくりと信頼を築ける人が活躍できる世界だよ。

三浦:私も、専門性を磨きながら誠実にお客様と向き合える営業になりたいです。

佐々木:三浦くんのような熱意があれば、専門知識は後からいくらでもついてくるよ。日進工具は地味な部品メーカーに見えるかもしれないけれど、実は世界中のハイテクを「削って」支えている。その誇りを共有できる仲間が増えるのを、楽しみにしているよ。

三浦:本日は貴重なお話を本当にありがとうございました。

気になる人はクリック

採用ページへのリンク

日進工具株式会社は「グローバルニッチトップ企業100(2020)」に選ばれたBtoBものづくり企業です。気になる人はぜひ採用ページで詳しい情報を調べてみましょう。

気になる人はクリック

コメント

タイトルとURLをコピーしました