募集職種
- 制御設計(電気系・情報系)
- 機械設計(機械系)
- 機械組立(機械系)
- ソリューション営業(文理不問)
- 総合職【管理】(文理不問)
平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与
- 平均年齢:38.5歳
- 平均勤続年数:12.7年
- 平均年間給与:6,077,462円
- 有価証券報告書-第53期(2024/04/01-2025/03/31) より引用
事業概要
NITTOKU株式会社は、1972年に設立され、埼玉県さいたま市に本社を置く精密FA(ファクトリーオートメーション)設備メーカーです。
同社の主力製品は、モータ、コイル、ワイヤ、電子部品などを一貫自動生産するための精密FAライン設備です。脱炭素社会に不可欠なコイル・モータ製造を主軸とし、トータル制御を搭載したプラットフォームでライン設備を提供しています。このシステムは搬送装置がライン全体のハンドリングや加工機をコントロールするため、顧客は個別の制御調整が不要な「ターンキーソリューション」として導入でき、生産開始までの期間短縮とコストダウンを図ることができます。
搬送工程では分岐やスキップ、リニア搬送による個別パレットの逆走などが可能で、変種変量生産に柔軟に対応できるのが強みです。また、1兆回の書き換えが可能な自社製ICタグとリーダーを活用し、カスタマイズされた生産・品質管理システムを搭載することで、無人あるいは省人化されたスマートファクトリーの構築を実現しています。こうした技術により、世界各地のニーズに合わせたスマートファクトリーの構築を支え、地域産業の振興にも貢献しています。
OB/OG訪問・エンジニア編(AI社員)
社員プロフィール
氏名: 渡辺 拓海(わたなべ たくみ)
所属: 福島事業所 技術部 機械設計課
経歴: 宮城県出身。大学ではロボティクスを専攻し、精密駆動機構の研究に携わる。地元に近い東北で世界を相手にする「グローバルニッチトップ」の企業文化に惹かれ、2014年にNITTOKU株式会社(旧:日特エンジニアリング)へ入社。
キャリア:
入社1年目〜2年目:マザー工場である福島事業所に配属。機械組立・調整の現場を経験。図面上の設計が実際の動作(ミクロン単位の誤差や振動)にどう影響するかを実体験として学ぶ。
3年目〜6年目:機械設計職へ。主力製品である自動巻線機の高速化プロジェクトに参加。カメラによる画像認識と多軸同期制御を組み合わせた、複雑なノズル動作の設計を担当。
7年目〜現在:主任。EV(電気自動車)向けの大型モーター製造ラインの主担当を務める。顧客である海外の大手自動車メーカーと仕様を詰め、設計から立ち上げまでを一貫してリード。特許取得案件にも複数関与。
現在の業務内容と役割:
「一品一葉(オーダーメイド)」のFA設備の設計。単にコイルを巻く機械を作るだけでなく、前後の搬送、溶接、検査工程を統合したシステム全体をプロデュースする。特にEVシフトに伴い、平角線を用いた高効率モーターの巻線技術開発がミッション。顧客ニーズを技術的に分析し、限界までサイクルタイムを短縮するための機構設計や、熱変位を抑える高剛性構造の検討を行う。また、国内外の拠点(アメリカ、ドイツ、中国など)の現地スタッフと連携し、グローバルな納入案件の技術統括も担っている。
OB訪問の様子
登場人物:
社員:渡辺(NITTOKU 機械設計エンジニア)
学生:山崎(工学部3年生)
場所:オンライン(渡辺の背景には福島工場の様子が見える)
髪の毛より細いワイヤーを操る究極の精密
山崎:本日は貴重なお時間をありがとうございます。私は精密機器のゼミに所属しており、NITTOKUさんの「髪の毛より細いワイヤーを、高速かつ正確に巻き上げる」という技術に驚愕し、ぜひその設計の裏側を伺いたいと思い連絡しました。
渡辺:山崎くん、よろしく。そう言ってもらえると嬉しいよ。うちは創業以来、とにかく「巻く」という一見シンプルな動作を突き詰めてきた会社なんだ。でも、0.01ミリの線を1分間に数千回転で巻き、かつ被覆を傷つけないというのは、実は物理法則の限界に挑むような世界なんだよ。
山崎:物理法則の限界、ですか。
渡辺:そう。高速で動かせば振動が出る。振動が出れば精度が落ちる。それを抑えるために、材料の剛性からテンション制御のアルゴリズムまで、あらゆ要素を最適化する。設計図の一本の線が、そのまま製品の「命」になる感覚があるよ。
オーダーメイド設計の難しさと醍醐味
山崎:御社の製品は「一品一葉」だと伺いました。毎回違うものを作るのは大変ではないでしょうか。
渡辺:正直、めちゃくちゃ大変だよ(笑)。カタログ品を売るのとは訳が違う。お客さんが作りたい新しいモーターや部品があって、初めて僕たちの仕事が始まる。だから、毎回が世界初挑戦なんだ。過去の図面を流用できることなんてほとんどなくて、常に「どうすればこの新しい形状に巻けるか」という発想力が試される。
山崎:その難しさをどう乗り越えるのですか。
渡辺:うちは部署の垣根がすごく低くてね。設計者が一人で悩むんじゃなくて、すぐに制御担当や組立担当のベテランに相談に行く。「この動き、組める?」とか「この制御周期で追従できる?」とかね。福島のマザー工場には、設計のすぐ横に現場がある。その距離の近さが、無理難題を形にする源泉になっているんだ。
山崎:現場と一体となって「オンリーワン」を作り上げるプロセスは、エンジニアとして理想的な環境ですね。
EVシフトという巨大な波と向き合う
山崎:現在、自動車業界はEV化で大きく変わっていますが、巻線機の技術も変化しているのでしょうか。
渡辺:今まさに激変の真っ最中だね。これまではスマートフォンの小さな部品が主役だったけれど、今は車を動かす巨大なモーターへとシフトしている。扱うワイヤーも太くなるし、平角線(断面が四角い線)を曲げながら巻くような、非常に難易度の高い要求が増えている。
山崎:難易度が上がると、やはり設計も複雑になりますか。
渡辺:格段にね。でもそれはチャンスでもあるんだ。世界中のメーカーが、より高性能で小型なモーターを求めている。そこで「NITTOKUにしかできない」と言わせる技術を提案できれば、一気に世界標準を獲れる。僕自身、去年は欧州のメーカーと何度もやり取りして、新しい工法を確立した。自分が設計したラインから次世代の車が生まれると思うと、ワクワクするよ。
山崎:山形や福島にいながら、世界の最先端プロジェクトを動かしているのですね。
若手の主体性を重んじる「NITTOKU流」
山崎:社風についてお聞きしたいのですが、若手でも意見を言いやすい環境でしょうか。
渡辺:それは保証するよ。うちは上下関係がフランクで、社長とも普通に立ち話をするくらい。若手が「この新技術を使ってみたい」と言えば、理由がしっかりしていれば「やってみろ」と背中を押してくれる。失敗を恐れて守りに入るより、チャレンジして新しい知見を得ることを尊ぶ文化があるね。
山崎:渡辺さんも、若手の頃に大きな挑戦をされたのですか。
渡辺:入社3年目で、海外向けの重要案件のサブリーダーを任されたことがあった。海外出張も経験させてもらって、言葉の壁や現場でのトラブルに泣きそうになったこともあるけれど、それを乗り越えたことで一気に視野が広がった。会社が若手を「信じて任せる」スタイルだから、成長スピードはかなり早いと思うよ。
山崎:責任は重そうですが、その分エンジニアとしての地力がつきそうですね。
求めるのは「モノづくりへの純粋な好奇心」
山崎:最後に、どのような学生と一緒に働きたいと思われますか。
渡辺:専門スキルも大切だけど、一番は「モノを動かすことが好き」という純粋な気持ちかな。うちの機械は、複雑なカムやリンク機構、サーボモーターが連動してダンスを踊るように動く。その様子を見て「すごい!」「なぜこんな動きができるんだ?」と目を輝かせられる人と働きたいね。
山崎:私は機械の裏側を覗き込むのが大好きなので、その好奇心は誰にも負けない自信があります。
渡辺:ははは、それはいい。山崎くんのような人が、次世代の巻線技術を切り拓いてくれるのを待っているよ。福島事業所は自然も豊かで、エンジニアとして集中するには最高の環境だから、ぜひ一度遊びに来てほしい。
山崎:ありがとうございます。今日のお話で、エンジニアとして世界一を追求する覚悟と楽しさがよく分かりました。
OB/OG訪問・営業編(AI社員)
1. 社員プロフィール
氏名: 岸本 亮平(きしもと りょうへい)
所属: 営業本部 海外営業第一部
経歴: 東京都出身。大学では外国語学部で国際ビジネスを専攻。在学中に途上国のインフラ整備の重要性に触れ、日本の精密機械技術を通じて世界の産業発展に貢献したいと考える。世界一のシェアを持ち、かつ高度な「オーダーメイドの提案力」を必要とするNITTOKUの営業スタイルに惹かれ、2015年に入社した。
キャリア:
入社1年目〜3年目:国内営業部に配属。埼玉エリアの電子部品メーカーを担当。巻線機の基礎知識から、顧客の生産計画に合わせた設備導入のスケジュール管理までを学ぶ。
4年目〜7年目:海外営業部へ異動。欧州(主にドイツ、イタリア)を担当。現地の代理店と連携し、大手自動車サプライヤー向けの商談に従事。現地の要求仕様を福島の技術部門へフィードバックし、グローバル仕様の標準機開発にも貢献。
8年目〜現在:主任。北米および欧州のEV(電気自動車)プロジェクトを複数担当。単体の機械だけでなく、搬送や検査を含むフルオートメーションラインの提案を行うプロジェクトリーダーとして活躍中。
現在の業務内容と役割:
NITTOKUの営業は、カタログ製品を販売するのではなく、顧客の「こういう製品を作りたい」という構想を形にするためのシステム提案を行う。岸本の役割は、世界各地の顧客ニーズを汲み取り、福島の技術部門(設計・ソフト)と連携して、投資対効果(ROI)を最大化する生産設備を提案することだ。特に、EVモーターの巻線工程は世界中のメーカーが技術革新を競っており、最新の技術動向をいち早くキャッチし、戦略的な提案を行うことが求められる。また、受注後の納期管理から、海外拠点と連携した納入後のアフターサービス体制の構築まで、プロジェクト全体を統括する。
OB訪問の様子
登場人物:
社員:岸本(NITTOKU 海外営業)
学生:伊藤(商学部3年生、海外ビジネス志望)
場所:NITTOKU本社(さいたま市) 応接スペース
営業は「モノづくり」のプロデューサー
伊藤:本日はお時間をいただきありがとうございます。私はグローバルに活躍できる製造業の営業職を目指していますが、NITTOKUさんのように特定の分野で世界一のシェアを持つ企業の営業が、どのようなスタンスで仕事をされているのかを伺いたいです。
岸本:伊藤くん、よろしく。うちの営業は、一般的な「商社」や「小売」の営業とは少しイメージが違うかもしれない。一言で言うと、オーダーメイドの設備を作り上げる「プロデューサー」だね。
伊藤:プロデューサー、ですか。
岸本:そう。僕たちが売るのは「既にそこにある機械」じゃない。「これから作る、世界に一台だけのシステム」なんだ。お客様が作りたい部品の図面を見て、それをどうやって自動で、高速に、安く作るかを提案する。だから、営業にはマーケティング能力だけでなく、技術に対する深い理解と、社内を動かす調整力が不可欠なんだよ。
福島のエンジニアと世界を繋ぐ
伊藤:技術的な知識は文系出身でも習得できるものなのでしょうか。
岸本:もちろんだよ。僕も最初は苦労したけれど、入社後に福島の工場で実機に触れる研修がしっかりある。でも、一番勉強になるのはお客様や社内の設計者とのやり取りだね。エンジニアが何を誇りに思っていて、何に苦労しているかを知ることが、自信を持って提案することに繋がるんだ。
伊藤:福島にある技術部門との連携において、岸本さんが意識されていることはありますか。
岸本:海外の顧客は、時に日本の常識では考えられないような過酷な要求をしてくる。それをそのまま福島に伝えても「無理だ」と言われてしまう。そこで営業が、なぜその機能が必要なのか、それを実現すればどれだけの市場価値があるのかを、データと情熱を持って説明するんだ。福島と世界を繋ぐパイプ役になることが、僕たちの存在意義だよ。
伊藤:技術と市場の通訳者、という役割ですね。
EVシフトという歴史的転換点での営業
伊藤:現在、EV化の波が世界中で押し寄せていますが、営業の現場ではどのような変化を感じますか。
岸本:今はまさに、数十年に一度のチャンスの中にいるよ。モーターはEVの心臓部。その心臓を作るための機械を、世界中の巨大メーカーが求めている。数年前までは考えられなかったような規模の商談が、北米や欧州で次々と動いているんだ。
伊藤:競合他社も多いと思うのですが、NITTOKUさんが選ばれる理由はどこにあるのでしょうか。
岸本:やはり「巻き」の精度と速度、そしてシステム全体の信頼性だね。でもそれ以上に、営業が顧客の工場の奥深くまで入り込んで、生産ライン全体の課題解決を提案できる「対応力」が評価されている。単に機械を置いてくるのではなく、顧客と一緒に新しい工法を開発するようなパートナーシップが築けるのは、NITTOKUならではだね。
伊藤:まさに、世界を変える現場の最前線にいらっしゃるのですね。
海外拠点を巻き込むグローバルリーダーシップ
伊藤:海外営業として、多国籍なチームをまとめる難しさはありますか。
岸本:海外案件では、アメリカの拠点の人間が顧客と話し、福島の人間が設計し、設置後のメンテナンスは現地の技術者が行う。関わる人間は多国籍になるから、共通のゴールを示すことが重要だね。言葉の壁よりも、文化や考え方の違いをどう統合していくかが鍵になる。
伊藤:岸本さんが海外での交渉で大切にされていることは何ですか。
岸本:徹底的な準備と、クイックレスポンスだね。海外の顧客は決断が早い。その場で答えを求められることも多いから、常に技術部門と連携して、あらゆるシナリオを想定しておく。そして、トラブルが起きたときこそ、誰よりも早く動く。そうした積み重ねが、NITTOKUブランドへの信頼に繋がるんだ。
伊藤:地道な努力が、世界一のシェアを支えていることがよく分かります。
求めるのは「知的好奇心」と「折れない心」
伊藤:最後に、NITTOKUで活躍できる人物像についてアドバイスをいただけますか。
岸本:まずは「新しいものが好き」であること。最先端の電子デバイスや車の技術を、誰よりも早く知ることができる仕事だからね。あとは「折れない心」。オーダーメイドだからこそ、予期せぬトラブルは必ず起きる。そこで逃げずに、どう解決するかを前向きに考えられる人と一緒に働きたいね。
伊藤:私も困難な状況こそ楽しめるようなタフな営業になりたいです。
岸本:その意気込みがあれば大丈夫。NITTOKUは、やる気があれば若手のうちからどんどん世界に行かせてくれる会社だ。ぜひ、山形や福島の技術を背負って、世界中のモノづくりを変える挑戦をしてみてほしい。
伊藤:本日は非常に熱いお話をありがとうございました。御社への志望度がさらに高まりました。
採用ページへのリンク
NITTOKU株式会社は「グローバルニッチトップ企業100(2020)」に選ばれたBtoBものづくり企業です。気になる人はぜひ採用ページで詳しい情報を調べてみましょう。


コメント