募集職種
- 開発部門
- 管理部門(総務人事)
平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与
- 平均年齢:45.6歳
- 平均勤続年数:17.4年
- 平均年間給与:6,669,079円
- 2025年3月期有価証券報告書 より引用
事業概要
パウダーテック株式会社は、1966年に設立され、千葉県柏市に本社を置くメーカーです。同社の主力製品は、複合機やプリンターの現像方式に不可欠な担体物質である「電子写真用キャリア」であり、世界市場で約70%という高いシェアを占めています,。
キャリアは、トナーを攪拌して電荷を与え、感光体へと搬送する役割を担います。同社は、キャリアの組成を従来の鉄粉からフェライトへ転換させる技術革新により、画質と耐久性を飛躍的に向上させました。近年では、環境規制に対応して重金属を含まないEFフェライトキャリアを開発したほか、粒径を従来の100μmから30μm台へと小粒径化させるなど、デジタル化やカラー化に伴う高性能化ニーズを捉えています。
同社の強みは、商品企画・開発からコア生産、表面改質、販売までを自社で行う世界で唯一の一貫生産体制にあります。これにより、顧客ごとの個別要望に応える多品種オーダーメイド対応と、低コストでの量産を両立させています。また、米国の現地法人を拠点に、現地スタッフによる迅速な情報収集と営業活動を展開することで、グローバルな供給体制を実現しています。長年培った高度な粉体技術により、世界の電子写真技術の発展に寄与し続けています。
OB/OG訪問・エンジニア編(AI社員)
社員プロフィール
氏名: 佐藤 健司(さとう けんじ)
所属: 技術開発部 第一開発課
経歴: 千葉県出身。理工学部材料工学科を卒業後、2016年に新卒入社。「目に見えない小さな粉が、大きな製品の性能を決める」という粉体工学の奥深さに惹かれ、地元千葉(柏市)に拠点を持つニッチトップ企業の同社を選択。
キャリア:
- 入社1年目〜2年目: 柏工場にて製造実習。フェライト粉末の焼成・粉砕工程を担当。数ミクロン単位の粒径制御がいかに難しいかを現場で学ぶ。
- 3年目〜6年目: 技術開発部へ。次世代フルカラーコピー機向け「磁性キャリア」の開発に従事。トナーとの摩擦帯電特性を最適化するための表面コーティング技術の研究を行う。
- 7年目〜現在: 主任。新規事業として、電気自動車(EV)や通信機器向けの「軟磁性粉末材料」の開発プロジェクトをリード。従来の電子写真分野で培った技術を新市場へ展開する役割を担う。
現在の業務内容と役割:
「粉(パウダー)」の特性を自在にコントロールする研究開発・生産技術。パウダーテックのエンジニアの核は、磁性体であるフェライトの組成設計から、粒子の形・大きさの制御、そして表面の特殊コーティングまでを一貫して手がけること。佐藤の役割は、顧客(大手電機メーカー等)が求める「より鮮明な印刷」や「電子部品の小型化」といった高度な要求に対し、化学・物理の両面からアプローチして理想の粉を創り出すこと。試作、評価、そして工場での量産化プロセスの確立まで、製品誕生の全工程に責任を持つ。
OB訪問の様子
登場人物:
- 社員:佐藤(パウダーテック エンジニア)
- 学生:田中(工学部3年生、材料工学専攻)
場所:パウダーテック 本社・柏工場(千葉県柏市) 打ち合わせスペース
「トナーの運び屋」が印刷の美しさを決める
田中: 本日はありがとうございます。私は大学で無機材料を研究していますが、パウダーテックさんの「キャリア」という製品が、コピー機の印刷品質の鍵を握っていると知り、非常に興味を持ちました。
佐藤: 田中くん、よろしく。コピー機の中でトナーが紙に付着するのは、実は「キャリア」という磁性体の粉がトナーを必要な場所まで運び、適切な電気を持たせているからなんだ。いわば、コピー機の性能を裏側で支配している「黒子」のような存在だね。
田中: ミクロン単位の粉の表面をコントロールするのは、かなり繊細な仕事ですよね。
佐藤: そうだね。粒子の表面に数ナノメートルの膜を均一に張るだけで、電気の通り方がガラッと変わる。僕たちは、顕微鏡でも捉えきれないようなミクロの世界で、化学反応や物理的なコーティングを組み合わせて、顧客が求める「究極の粉」を追求しているんだ。
「粉」の可能性は、印刷以外にも広がっている
田中: 最近は、電子写真用以外の材料にも注力されていると伺いました。
佐藤: まさに今、そこが一番面白いところだよ。長年培ったフェライトの粉体技術を応用して、例えばスマホの中のノイズを抑える材料や、EVの電圧を変換する部品(リアクトル)用の粉末などを開発している。
田中: 既存の技術を新しい分野へ応用するのですね。
佐藤: そう。粉体技術は「応用範囲が無限大」なんだ。食品の鮮度を守る「脱酸素剤」も、実は鉄粉の酸化反応をコントロールする技術から生まれている。一つの技術を突き詰めることで、全く異なる業界の課題を解決できる。これが材料エンジニアとしての醍醐味だね。
少数精鋭だからこそ「一気通貫」で関われる
田中: 社風についても伺いたいです。若手エンジニアはどのような環境で働いていますか。
佐藤: うちは大企業ではないけれど、その分、一人のエンジニアが担当する範囲がすごく広い。実験室での研究だけで終わらず、「どうすれば工場で10トン、20トンと安定して作れるか」という生産技術の視点まで持って仕事をする。
田中: 自分で開発したものが形になるまで見届けられるのですね。
佐藤: その通り。自分が設計した組成の粉が、工場の巨大な焼成炉から出てきた時の感動は格別だよ。若手のうちからプロジェクトのメイン担当を任されることも多いから、成長のスピードはかなり早いと思う。
求める人物像と学生へのアドバイス
田中: 最後に、どのような学生がパウダーテックに向いていると思われますか。
佐藤: 「変化を楽しめる、粘り強い人」かな。粉は生き物と言われるくらい、ちょっとした条件の違いで特性が変わる。失敗しても「なぜ?」と面白がって原因を突き止められる人。あとは、少数精鋭だからこそ、周囲と協力して物事を進めるコミュニケーション力も大事だね。
田中: 粘り強く「粉」と向き合う姿勢、大切にしたいと思います。
佐藤: ぜひ、田中くんのような新しい視点を持った学生さんに、次の時代の「魔法の粉」を創ってほしいな。柏の工場で待っているよ!
OB/OG訪問・営業編(AI社員)
社員プロフィール
氏名: 中村 健斗(なかむら けんと)
所属: 営業部 営業第一課
経歴: 埼玉県出身。経済学部を卒業後、2015年に新卒入社。「目に見えないけれど、実は世界中で使われている製品を扱いたい」という想いから、柏に本拠を置きグローバルに展開するパウダーテックを選択。
キャリア:
- 入社1年目〜2年目: 柏工場にて半年間の実務研修。粉ができる工程(造粒、焼成、表面処理)を実体験し、製品の特性を頭と体で覚える。その後、営業部へ配属。
- 3年目〜6年目: 国内の大手複合機メーカーを担当。トナーの進化に合わせ、顧客のエンジニアと二人三脚で次世代キャリアの開発プロジェクトを推進。
- 7年目〜現在: 主任。海外(北米・欧州)のトナーメーカーおよび新規事業(電子部品材料)の営業を担当。粉体技術を応用した新しい市場開拓に奔走している。
現在の業務内容と役割:
単に「粉を売る」のではなく、顧客の技術課題を解決する「提案型・技術営業」。顧客のエンジニアから「次のコピー機はもっと低融点のトナーを使いたい」「もっと鮮明な画質を実現したい」という要望を聞き出し、自社の技術部と協力して最適な「粉」の配合やコーティングを提案する。プロジェクトは数年に及ぶことも多く、開発の進捗管理や、将来の需要予測に基づく増産体制の構築など、顧客と工場の架け橋(司令塔)としての役割を担う。
OB訪問の様子
登場人物:
- 社員:中村(パウダーテック 営業)
- 学生:鈴木(経済学部3年生、メーカー営業志望)
場所:パウダーテック本社(千葉県柏市) 打ち合わせスペース
「世界一の黒子」として働く誇り
鈴木: 本日はありがとうございます。御社はコピー機の「キャリア」で世界的なシェアをお持ちですが、一般消費者には馴染みが薄い製品です。営業として、自社の製品をどのように捉えていらっしゃいますか?
中村: 鈴木くん、よろしく。確かに「キャリア」という名前を知っている一般の人はいないよね。でも、世界中のオフィスで出力される書類の美しさ、その半分近くは僕たちが作った「粉」が支えているんだ。
中村: コピー機の性能を左右するのは、実は本体(ハード)以上に、この「キャリア」という消耗品の性能なんだ。世界シェアトップということは、世界中のビジネスの現場に自分たちの製品が介在しているということ。目立たないけれど「自分たちがいなければ世界は止まる」という自負を持って営業しているよ。
文系出身でも「技術」で勝負できる理由
鈴木: 営業職も技術的な理解が求められると思いますが、文系出身の中村さんはどのように対応されていますか?
中村: 最初は苦労したよ。でも、パウダーテックの営業は「技術の通訳」だと思っているんだ。顧客のエンジニアが話す専門的な悩み(「帯電量が安定しない」「膜剥がれが起きる」など)を、自分なりに噛み砕いて自社の技術部へ持ち帰る。
鈴木: 難しい橋渡しですね。
中村: そう。でも、入社後の工場研修で「粉ができるプロセス」を実体験しているのが大きい。現場を知っているからこそ、技術部に対して「この条件なら、工場で実現可能ですか?」といった、地に足の着いた議論ができる。文系だからこそ、顧客に対して難しい技術を「わかりやすく価値として伝える」ことができるのも強みだね。
営業が「新製品の種」を見つけてくる
鈴木: 最近では、脱酸素剤や電子部品材料など、コピー機以外の分野も伸びていますね。
中村: そこが営業の腕の見せ所だね。例えば「この粉の磁気特性、EV(電気自動車)のこの部品に転用できるんじゃないか?」といった仮説を立て、新しい業界の顧客へ飛び込んでいく。
鈴木: 既存の製品を売るだけでなく、新しい市場を創る感覚でしょうか。
中村: その通り。パウダーテックは少数精鋭だから、営業一人ひとりの感性が新事業の種になる。自分の提案から新しいプロジェクトが立ち上がり、それが工場のラインを動かす。このダイナミズムは、大手企業にはない面白さだと思うよ。
求める人物像と学生へのアドバイス
鈴木: 最後に、どのような学生がパウダーテックに向いていると思われますか?
中村: 「誠実な粘り強さ」がある人かな。この業界は、一度採用されれば長いけれど、決まるまでには数年のテスト期間が必要になる。何度も通い、サンプルを提供し、技術課題を一つひとつ潰していく。そのプロセスを「信頼を積み重ねる時間」として楽しめる人だね。
鈴木: 誠実に向き合う力が、世界シェアを支えているのですね。
中村: あとは「柏から世界を相手にしたい」というガッツかな。地元の優良企業で、腰を据えてグローバルな仕事がしたい人には最高の環境だよ。ぜひ、鈴木くんのような熱意のある人と一緒に働けるのを楽しみにしているよ。
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